第二種電気工事士 過去問
令和6年度上期
問43 (配線図問題 問13)

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問題

第二種電気工事士試験 令和6年度上期 問43(配線図問題 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

図は、鉄骨軽量コンクリート造店舗平屋建の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。

【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5】電灯分電盤及び動力分電盤の外箱は金属製である。
【注意6】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意7】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑬で示す部分の配線工事で一般的に使用されることのない工具は。
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この過去問の解説 (3件)

01

⑬で指し示しているのはVE管ですので、VE管の工事に使用されない工具を選択します。

選択肢1. 解答選択肢の画像

パイプレンチは金属管を回す工具なので、VE管の工事には使用しません。正解です。

選択肢2. 解答選択肢の画像

合成樹脂カッターはVE管の切断に用いられます。誤りです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

めんどり器はVE管のめんどりに用いられます。誤りです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

トーチランプはVE管を曲げるときに用いられます。誤りです。

参考になった数25

02

使用されることのない工具に関する問題です。

配線図を確認すると「VE」とあるので、VE管工事で使用しない工具を確認します。

選択肢1. 解答選択肢の画像

この工具はパイプレンチで主に金属管を締め付ける時に使用しますが、VE管では使用しません。

選択肢2. 解答選択肢の画像

この工具は合成樹脂管用カッタでVE管の切断に使用します。

選択肢3. 解答選択肢の画像

この工具は面取器で主にVE管のバリ取りの際に使用します。

選択肢4. 解答選択肢の画像

この工具はトーチランプで、VE管を曲げる時に使用します。

まとめ

それぞれの工具の用途もしっかり把握しておきましょう。

参考になった数6

03

工具の知識は、現場でも非常に役立つのでしっかりと覚えておきましょう。

選択肢1. 解答選択肢の画像

写真の工具はパイプレンチです。

 

ネジが切られた金属管同士または金属管とカップリングを締め付ける際に使用します。

 

⑬で示されている電線管は、硬質塩化ビニル電線管なのでパイプレンチは使用しません。

 

従って、この選択肢が正解です。

選択肢2. 解答選択肢の画像

写真の工具は合成樹脂用カッタです。

 

合成樹脂製可とう電線管(PF管)や硬質塩化ビニル電線管(VE管)の切断に使用します。

 

⑬で示されている電線管は、硬質塩化ビニル電線管なので工事に必要です。

 

従って、この選択肢は不正解となります。

選択肢3. 解答選択肢の画像

写真の工具は面取器です。

 

硬質塩化ビニル電線管(VE管)を切断した際に生じるバリを除去するために使用します。

 

⑬で示されている電線管は、硬質塩化ビニル電線管なので工事に必要です。

 

従って、この選択肢は不正解となります。

選択肢4. 解答選択肢の画像

写真の工具はガストーチランプです。

 

硬質塩化ビニル電線管(VE管)を加熱し、軟らかくして曲げるために使用します。

 

⑬で示されている電線管は、硬質塩化ビニル電線管なので工事に必要です。

 

従って、この選択肢は不正解となります。

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