第二種電気工事士 過去問
令和7年度下期
問40 (配線図問題 問10)

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問題

第二種電気工事士試験 令和7年度下期 問40(配線図問題 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

図は、木造2階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。

【注意1.】内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2.】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3.】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4.】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5.】分電盤の外箱は合成樹脂製である。
【注意6.】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意7.】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑩で示す部分の接地工事の種類及びその接地抵抗の許容される最大値[Ω]の組合せとして、正しいものは。
問題文の画像
  • C種接地工事  10Ω
  • C種接地工事  50Ω
  • D種接地工事  100Ω
  • D種接地工事  500Ω

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この過去問の解説 (1件)

01

接地抵抗に関する問題です。

この問題を解く前に知っておいた方が良い事として、第二種電気工事士の試験においてC種接地工事が問われる事はほとんどないので、選択肢の中にある時点で消して考えると解きやすくなります。

選択肢1. C種接地工事  10Ω

使用電圧が300V以下なのでC種接地工事ではありません。

選択肢2. C種接地工事  50Ω

使用電圧が300V以下なのでC種接地工事ではありません。

選択肢3. D種接地工事  100Ω

使用電圧が300V以下なのでD種接地工事となりますが、

問題文に「漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。」とあるので、

接地抵抗値の値が誤りです。

選択肢4. D種接地工事  500Ω

使用電圧が300V以下なのでD種接地工事となりますが、

問題文に「漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。」とあるので、

接地抵抗値は500Ω以下となり、こちらの組み合わせが適切となります。

まとめ

問題によっては「漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。」の文面がある時とない時があるので、

しっかり問題文を読んでいきましょう。

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